あなたは失敗と聞いてどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?
おそらく多くの人が「してはダメなこと」「悪いこと」としてイメージしたのではないかと思います。その反面で「失敗は成功のもと」やトーマス・エジソンの「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」という格言もあります。
結論から言ってしまうと失敗には種類があって、それは反省するべき「悪い失敗」と成功へ向かっていく「良い失敗」の2種類です。
この記事を読むことで最後には「悪い失敗」と「良い失敗」の見分けかた、過度に失敗を恐れないようなマインドが身に付く第一歩になるのではないでしょうか。
■「悪い失敗」の原因を究明する
人間なら誰しも失敗することはありえるので、失敗することが悪いことというわけではありません。しかし同じ失敗を何度か繰り返してしまうと周りからの評価も下がり、自分のためにもならないし周りに迷惑もかけてしまいます。
「悪い失敗」とは自分の経験もならず得るものが全くない、ただ漠然としてしまった単発の失敗です。
そうした悪い失敗を繰り返さないためには失敗してしまった原因を明らかにし、似たようなケースに陥りそうになったときに立ち止まれる経験にすることが必要です。
繰り返さないように失敗の原因を探すためには、「なぜ」を何度も繰り返し失敗した真の原因を見つけると良いでしょう。例えば元2ちゃんねる管理人のひろゆき(西村博之)さんや元ライブドアの堀江貴文さん(ホリエモン)を思い浮かべるとわかりやすいんじゃないでしょうか。
彼らは自分の納得のいかないことには徹底して本質を追い求め、時にはあいてを言葉責めで追い詰めていくような性格をしています。自分の中に彼らのような人間を抱えて原因を究明していくことで似たような失敗をする確率はぐんと減ります。
■「良い失敗」は乗り越えるもの
対して「良い失敗」とは自分の前に立ち塞がり、挑戦して最後には乗り越えていく壁のようなものです。例を出すのであればテストや検定試験などを受験したはいいものの、点数が足りずに不合格や赤点になってしまうケースが「良い失敗」に該当すると思います。
乗り越える失敗といえば「ソウルサクリファイス」「デモンズソウル」や「モンスターハンター」のようなアクションゲームを思い浮かべていただけるとわかりやすいのではないでしょうか。
そうしたゲームは素材の収集などランダム要素もありますが、強力すぎるボスに何度も立ち向かい攻撃パターンや回避タイミングなどを覚えていくうちに自分のスキルが上がっていき、最後には打ち倒すことに楽しみを得るのを目的としています。
ゲームなのかテストなのかでジャンルは違いますが自分が努力して得た知識や経験をもとにボス(試験)と戦い。最後には倒して目的を達成するのは何だか似ていると思いませんか?
どこがダメで何を改善していけばクリアに近づくのかPDCAサイクルを回して成功へと近づけないと目標を達成できないのは「悪い失敗」と同じですが、「悪い失敗」と違って自分の成長を得られるのが「良い失敗」の特徴です。
■まとめ:失敗から成長を得る
単発で終わってしまう「悪い失敗」でも、繰り返し立ち向かっていく「良い失敗」でも自分の行為を振り返って、また次に同じことを繰り返さないように失敗した原因を明らかにするのは同じです。
違うのは「悪い失敗」は同じレールに乗らないように注意しなくてはいけないこと。対して「良い失敗」は成功へと辿り着くために試行錯誤を繰り返すことの1点です。
単に「失敗は悪いこと」と捉えるのではなく、それが果たして「悪い失敗」だったのか、次へと繋がる「良い失敗」だっったのかを振り返り、自分を高めていくためのかでとすることが成長へとつながっていくのではないでしょうか。
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