25年前から世帯収入が減少 お金は個人で稼ぐ時代へ

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの綾崎かなめです。

今よりもっとお金を稼ぎたいと思う人は多いと思いますが、その方法まで具体的にイメージを出来る人は思ったよりも少ないでしょう。この記事では「今のままだと苦しくなる一方だよ」ということについて解説していきます。

目次

■会社員だけで稼ぐのは難しい時代

3月3日に開催された内閣の経済財政諮問会議で1994年と2019年の世帯所得を年代別に比較、調査した結果が発表されました。

全世帯の統計で1994年に中央値で550万円だった収入が2019年の中央値は372万円と減少しているようです。つまり25年間の間で178万円も世帯所得が減っていることになります。

中央値なので環境によって格差はあるかと思いますが、より厳しさは増していると考えるべきでしょう。

■昨年は「45歳定年制」で波紋も

また終身雇用や年功序列と言った旧来の制度について、続けていくのが難しいと感じる企業が徐々に増えています。

昨年9月にはサントリーの新浪剛史社長が「45歳定年制」を推奨するような発言をして波紋を呼びました。

さすがに極端だとは思いますが、「良い学校を卒業して、大手の会社に入社すれば勝ち組」という今までの考えかたを続けていくのは難しくなっているとのかもしれません。

■ゆるやかながら物価は上昇

対して物価は1994年当時と比較して上昇傾向です。分かりやすく最近では『鬼滅の刃』『呪術廻戦』などが人気の週週刊少年ジャンプを例えに上げてみましょう。

1994年の価格が200円だったのに比べ2019年では270円に値上げ。さらに2022年の最新号は290円になっています。

また最近では、うまい棒が42年の歴史のなかではじめて値上げをしたことで話題にもなりました。

他にも内容量の減少など間接的なものも含め、ここ数年で値上げしている商品やサービスをあげていこうとするとキリがありません。

■個人でお金を稼ぐ時代

要するに日本人の収入は変わらないどころか、減っているにも関わらず出費は年を重ねるごとに増えていってしまっているということです。これを聞いた人は「じゃあ、どうしたら良いの?」と思われるかもしれませんが、答えは単純です。

なんとかする方法は「入ってくるお金を増やす」か「出ていくお金を減らす」かの2通りしかありません。具体的にお金を増やす方法をあげるなら「副業」「投資」など、出ていくお金を減らす方法は「節約」などです。

そして上記の2つも大事ですが、それだけではなく「詐欺」などから「お金を守る」ことにも気をつけなくてはいけません。

長くなってしまったのでいったん終わりますが、これからファイナンシャルプランナーとして皆さんが豊かになれるような記事を書いていきます。

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今後の参考にお問い合わせフォームやTwitterアカウントなどに感想をいただければ嬉しいです。

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